
診断コンテンツとは?種類と活用の基本
診断でできることは、性格のタイプ分けだけではありません。おすすめ提案や知識チェックなど、身近な活用方法を紹介。
診断コンテンツは、お客様に楽しんでもらいながらお店を知ってもらえる方法です。
ただ、作り方と続け方しだいで、効果に差が出ます。この記事では、ネイルサロン「ネイルサロン つきあかり」の例で、導入前に知っておきたいメリット・デメリットを表と裏の組で整理し、始めどきを確かめるチェックまで紹介します。

診断コンテンツの良い面と注意点は、別々のものではありません。「答えてもらえる」「シェアされる」といったメリットの裏には、気をつけたい点があります。どれも、作り方と続け方で防げるものです。
まずは4つの組を並べて見てみましょう。左がメリット、右がその裏にある注意点、下が防ぐためのひと工夫です。
防ぐには質問は
防ぐには結果ごとに
防ぐには結果ごとに
防ぐには案内を
どの組も、注意点は「作って終わり」にしたときに出てきます。ここからは、メリットと注意点をそれぞれ詳しく見ていきます。

ここからは、ネイルサロン「ネイルサロン つきあかり」が始めた「今季のあなたに似合うネイル診断」で考えます。質問6問・結果4タイプの、よくある形の診断です。
長い説明文は読み飛ばされがちですが、診断は1問ずつ答えながら進みます。自分のことを聞かれているので、メニューの紹介ページより、最後まで見てもらいやすい形です。
「どのデザインが似合うか分からない」というお客様にとっては、答えるだけで候補が絞れるのも助かる点です。
「自分は何タイプだったか」は、人に話したくなる話題です。結果の画像がSNSに投稿されたり、友だちに送られたりすると、お店を知らなかった人にも届きます。
広告と違い、お客様の言葉で広がるのも特徴です。「友だちが◯◯タイプだった」という会話から、お店の名前を知ってもらえることもあります。
結果が出たあとなら、「このタイプの方には、このデザインが人気です」と自然に提案できます。お客様も自分で答えた結果なので、すすめられた理由に納得しやすくなります。
店頭では、施術中の会話のきっかけにもなります。「診断、何タイプでした?」のひと言から、好みを聞き出せます。
回答が集まると、「くすみカラーを選ぶ人が多い」「短めの爪が好きな人が多い」といった傾向が見えてきます。アンケートを頼まなくても、楽しんで答えてもらった結果から好みが分かります。
次の季節のデザインや、店頭に並べる商品を決めるときの手がかりになります。
診断コンテンツの種類や、アンケート・心理テストとの違いは「診断コンテンツとは?種類と活用の基本」でまとめています。

注意点は、どれも「作ったあと」に関わるものです。植物と同じで、置いておくだけでは元気がなくなります。それぞれの防ぎ方も一緒に紹介します。
最後まで見てもらいやすいのは、答えやすいときだけです。質問が多すぎたり、選択肢が似ていて選べなかったりすると、途中で閉じられてしまいます。
防ぐには質問は少なめにし、どの選択肢も「自分はこれ」と迷わず選べる言葉にします。書き方は「診断の質問と選択肢の作り方」で紹介しています。
「あなたは明るい人です」のように、誰にでも当てはまる結果では、わざわざ人に見せたくなりません。答えた手間に見合わない結果は、お店の印象まで下げてしまいます。
防ぐには結果ごとに「なぜこのタイプなのか」という理由と、その人に向けたひと言を書きます。シェアされやすい結果画像の作り方は「診断のデザインのコツ」で紹介しています。
結果を見て楽しんでもらえても、その先に何もなければ、お店には何も残りません。「おもしろかった」で終わってしまうのは、もったいないところです。
防ぐには結果ごとに、おすすめの商品やメニューを1つ紹介し、予約の方法や来店の案内を書き添えます。提案の書き方は「診断結果を商品提案につなげる3つのポイント」で紹介しています。
公開した直後は答えてもらえても、案内をやめると少しずつ見られなくなります。季節のメニューが変わったのに結果が古いままだと、提案もずれてしまいます。
防ぐにはSNSや店頭での案内を続け、季節や新商品に合わせて結果を見直します。案内の場面ごとの工夫は「SNS・店頭で診断を活用する方法」で紹介しています。
質問・結果・画像を一から考えると、1本作るだけでも時間がかかります。診断プラスでは、作りたい診断のタイトルを入れると、AIが質問から結果の画像まで用意します。最初の1本が数分でできるので、手間の大部分は省けます。質問や結果は自由に編集できるので、お店ならではのひと言を足して仕上げられます。

メリットと注意点は、実際にはどんな順番で出てくるのでしょうか。「ネイルサロン つきあかり」が診断を始めてからの2か月を、架空の例でたどります。
プロフィールのリンクと、レジ横のPOPで診断を案内。待ち時間に答えてくれるお客様が出てきました。
「ミルクティータイプだった」と結果の画像を投稿する人が現れ、それを見た友だちから予約が入りました。
集計を見ると、4タイプのうち1つに回答が集中。選択肢の言葉が偏っていたので、2問を直しました。
結果ページに、タイプごとのおすすめデザインを1つずつ載せて、予約の電話番号を書き添えました。
秋の色に合わせて結果の画像とおすすめを入れ替え、「秋版」として案内し直しました。
最初の数週間はメリットが目立ち、そのあとに注意点が見えてきます。注意点が見えたときに直せば、診断は長く使えます。
最後に、お店が今、診断を始めどきかを確かめましょう。当てはまるものを数えてみてください。
始めどき
テーマの見つけ方は「診断テーマの決め方」で紹介しています。
良い面と注意点が分かったら、まずは1本作ってみましょう。作り方の全体像は、次の記事で5つのステップに分けて説明しています。
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