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企画

診断テーマの決め方⁠|お客様の「知りたい」⁠を見つける

「どんな診断を作ろう?」と考えたまま、手が止まっていませんか。
テーマのヒントは、お店で交わしている会話の中にあります。お客様が口にする「どれがいいの?」「私に似合うのは?」という言葉が、そのまま診断の種になります。この記事では、お客様の言葉を集めて、診断のテーマに変えるまでの手順を紹介します。

診断テーマの決め方 お客様の知りたいから見つける

テーマはお客様の言葉から見つける

診断のテーマを考えるとき、つい「お店が伝えたいこと」から考えがちです。新商品を知ってほしい、こだわりを分かってほしい。その気持ちは自然ですが、そのまま診断にしても、答えたいと思う人はあまりいません。

診断は、答えた人が自分のことを知るためのものです。だからテーマは、お客様がもともと知りたがっていることから選びます。その中でも、お店が案内できる商品やメニューと重なるものが、診断のテーマになります。

お客様が知りたいこと「どのフレームが似合う?」
お店が案内できることフレームの品ぞろえと選び方の知識
診断のテーマ顔の形に合うフレーム診断

メガネ店の例

お客様が知りたいことは、毎日のように接客の中で言葉として出てきています。ただ、その言葉は接客が終わると流れていってしまいます。まずは、それを拾い集めるところから始めましょう。

聞かれたことを1週間メモする

花屋のカウンターで、お客様の声をノートに書き留めるイメージ

テーマ探しの材料としていちばん確かなのは、お客様が実際に口にした言葉です。1⁠週間だけ、聞かれたことをメモしてみてください。言葉が集まる場所は、店頭の会話のほかにもあります。

  • 店頭の会話レジや試着、カウンセリングで聞かれたこと
  • 問い合わせ電話やメール、SNSのメッセージ
  • 口コミレビューに書かれた迷いや不安
  • スタッフの声「最近よく聞かれる」⁠と感じていること

同じ質問をまた受けたら、回数を数えておきます。思い出すだけだと、印象に残った質問ばかりが浮かびます。数えてみると、本当に多い質問が見えてきます。

1⁠週間で聞かれたこと花屋の例
  1. 贈り物に、どの花がいい?11⁠回
  2. 3,000円だと、どのくらいの花束になる?7⁠回
  3. 部屋に置くなら、枯れにくいのは?6⁠回
  4. お見舞いに持っていっていい花は?5⁠回
  5. この花、何日くらいもつ?2⁠回
言葉はそのまま書く

「ギフトの相談」のようにまとめず、お客様の言い方のまま書き留めます。「贈り物に、どの花がいい?」という生の言葉は、あとで診断のタイトルや最初の質問を考えるときの手がかりになります。

言葉の形で診断の型を決める

3つのお客様の言葉が、おすすめ・タイプ・チェックの3つの診断に分かれるイメージ

集まった言葉を並べてみると、大きく3⁠つの形に分けられます。どの形の言葉かによって、向いている診断の型が変わります。型ごとの仕組みは「診断コンテンツとは?種類と活用の基本」で紹介しています。

  1. どれがいいですか?

    選べずに迷っている

    おすすめ診断が向いている

    候補が多くて選べない人に、答えをもとに1⁠つを提案します。

    • 花屋贈る相手に合う花束診断
    • ペット用品店うちの子に合うフード診断
    日本酒診断の画面実際の診断日本酒診断体験してみる ↗
  2. 私に似合うのはどっち?

    自分のことを知りたい

    タイプ診断が向いている

    自分の好みや似合うものが分からない人に、タイプという形で答えを返します。

    • アパレル似合うシルエットタイプ診断
    • 雑貨店インテリアの好みタイプ診断
    似合うヘアカラー診断の画面実際の診断似合うヘアカラー診断体験してみる ↗
  3. 今のままで大丈夫かな?

    今の状態が気になっている

    チェック診断が向いている

    不安や気がかりがある人に、今の状態を点数で表して返します。

    • 学習塾定期テストの準備度チェック
    • 自転車店自転車の点検時期チェック
    睡眠の質診断の画面実際の診断睡眠の質診断体験してみる ↗

花屋のメモでいちばん多かった「贈り物に、どの花がいい?」は、選べずに迷っているお客様の言葉です。診断にするなら、おすすめ診断の形が合います。

3つのチェックで候補を1つに絞る

花束・観葉植物・一輪挿しの3つの候補から、花束を選ぶイメージ

メモからは、テーマの候補がいくつも出てきます。最初の1⁠本は、次の3⁠つのチェックで選びます。

  1. 何度も聞かれている聞かれた回数が多いほど、その答えを知りたい人も多い
  2. 結果の先に、すすめる商品があるどの結果になっても、案内できる商品やメニューがある
  3. 自分のことだけで答えられる商品の知識や、調べないと分からない数字がいらない

花屋のメモからは、3⁠つの候補が出ました。予算やお見舞いの相談は、花束診断の中で「予算」や「贈る場面」を聞けば答えられるので、別の候補にはしていません。この3⁠つを、チェックで比べてみます。

テーマの候補聞かれた回数結果の先の商品答えやすさ
贈る相手に合う花束診断第一候補◎11⁠回◎花束やアレンジ◎相手と場面を選ぶだけ
枯れにくいグリーン診断○6⁠回◎観葉植物と鉢◎日当たりや水やりの頻度で答えられる
花もち日数チェック△2⁠回△商品につながりにくい✕花の名前を知らないと答えられない

最初の1⁠本は「贈る相手に合う花束診断」に決めます。グリーンの診断も条件はそろっているので、2⁠本目の候補としてメモに残しておきます。

診断に向かない質問は

「この花、何日くらいもつ?」のように、答えが1⁠つに決まっている質問は、診断にするより店頭のPOPやホームページのよくある質問で答える方が親切です。集めた質問のすべてを診断にする必要はありません。

見直したいテーマの3つのパターン

テーマが決まったら、作り始める前にもう一度だけ見直します。次の3⁠つに当てはまるテーマは、少し言い換えるだけで答えてもらいやすくなります。

  1. お店の言いたいことが主役になっている

    当店の新作ケーキ紹介診断今日のごほうびケーキ診断

    主役がお店だと、お客様には答える理由がありません。気分や好みを主役にすれば、結果として新作をすすめることもできます。

  2. 答えるのに知識や数字が必要

    肌の水分量診断肌の悩みタイプ診断

    測ったり調べたりしないと答えられない質問では、途中で手が止まります。ふだん感じていることで答えられる形に変えます。

  3. 診断では言い切れないことを扱っている

    腰痛の原因診断座り方のクセチェック

    体やお金、法律のように、本来は専門家が一人ひとりを見て判断する内容で結論を出すと、誤解を招きます。今の習慣を振り返る形にして、相談や来店のきっかけにします。

まとめ

  1. お客様に聞かれたことを、1⁠週間そのままメモする
  2. 言葉の形から、おすすめ・タイプ・チェックのどの型にするかを決める
  3. 3⁠つのチェックで、最初の1⁠本を選ぶ

テーマが決まれば、どんな結果を用意すればいいかも見えてきます。次は、結果と質問を作っていきます。

次に読む診断コンテンツの作り方⁠|はじめてでも迷わない5⁠つのステップ
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