
診断の質問と選択肢の作り方|最後まで答えたくなる7つのポイント
答えに迷う質問や、選びにくい選択肢をどう見直す?回答する人の目線で考える、診断づくりのポイント。
「診断を作ってみたいけれど、何から手をつければいいか分からない」。
そんな方に向けて、カフェの「あなたにぴったりの一杯診断」を例に、テーマ決めから公開までを5つのステップで説明します。特別な知識は必要ありません。

診断を作ろうとすると、多くの人は最初に質問を考え始めます。ところが、質問から作ると途中で必ず止まります。「この答えは、どの結果につながるんだろう」が決められないからです。
順番を変えるだけで、この行き詰まりはなくなります。先に「診断の結果」を決めてしまえば、質問は「どの結果に振り分けるための質問か」がはっきりして、自然に決まっていきます。
質問から作ると
結果から作ると
この記事では、次の5つのステップで進めます。
例として使うのは、架空のカフェ「コーヒースタンド ひだまり」の「あなたにぴったりの一杯診断」です。飲食店でなくても、「お客様が迷う場面」があるお店なら、そのまま置き換えて読めます。
そもそも診断コンテンツとは何か、どんな種類があるのかは、診断コンテンツとは?種類と活用の基本でまとめています。

テーマは、頭の中でひねり出すより、日々の接客の中から拾う方が早く決まります。探す場所は2つです。
「聞かれること」「迷われること」は、そのまま診断のテーマになります。お客様が知りたがっていることに、お店が先回りして答える形だからです。言葉の集め方や候補の絞り方は、診断テーマの決め方で詳しく紹介しています。
ひだまりでは、ドリンクが10種類以上あり、初めてのお客様がレジ前で迷って、結局「ホットコーヒーで」と注文する場面が目立っていました。そこでテーマは「あなたにぴったりの一杯診断」に決めました。迷いをなくして、その人に合う一杯を勧めるための診断です。
「あなたの性格診断」のように広すぎるテーマは、結果がお店につながりません。楽しいだけで終わってしまい、作る手間に見合わないことが多いです。まずは商品やメニューに直結するテーマから始めるのがおすすめです。

テーマが決まったら、質問より先に結果を決めます。結果の数は3〜5個が目安です。2つでは物足りず、8つ以上になると作るのも見直すのも大変になります。最初は4つで考えると、ちょうどよく収まります。
結果を決めるときは、「お客様をどう分けるか」の軸を1つ決めると簡単です。ひだまりの場合は「好みの味の方向」で分けました。
苦味と香りを楽しみたい人。甘いものは別で楽しむタイプ。
おすすめ:本日の浅煎りアメリカーノミルクのやさしさが好きで、ゆっくり時間を過ごしたい人。
おすすめ:カフェラテ(オーツミルク変更可)甘いものとコーヒーは一緒に楽しみたい人。
おすすめ:チョコレートモカ+焼き菓子新しいものを試すのが好きな人。
おすすめ:季節のスペシャルドリンクあなたにぴったりの一杯診断
あなたは
1まろやかラテ派
2ミルクのやさしさが好きで、ゆっくり過ごす時間を大切にするあなた。お気に入りの席で、本を片手にくつろぐ時間が似合います。
「◯◯派」「◯◯タイプ」のように短く、覚えやすく。シェアされたときの見出しになります。
2〜3文。良い面から書くと「当たってる」と言われやすくなります。
勧める一品と、注文や来店につながる一言をセットで入れます。
結果名には、言われて嬉しい言葉を選びます。「こだわり派」はほめ言葉に聞こえますが、「優柔不断派」は答えた人をがっかりさせてしまいます。どの結果になっても、少し嬉しくなる名前にそろえるのがコツです。

結果が4つ決まっていれば、質問はほぼ機械的に作れます。考えることは「4つの結果を分けるには、何を聞けばいいか」だけです。
ひだまりの4つの結果は、「苦味が好きか」「ミルクが好きか」「甘さが欲しいか」「新しいものを試したいか」で分かれます。この4つの軸それぞれについて1〜2問ずつ用意すると、5〜8問になります。
Q1. 朝いちばんに飲むなら、どれが近いですか?
Q2. カフェで過ごす時間は?
Q3. チョコレートは?
選択肢のAは結果1、Bは結果2、というように、それぞれの選択肢を1つの結果に対応させておくと、集計がとても簡単になります。一番多く選ばれた結果を表示するだけで済むからです。
同じ数で並んだときに備えて、「同点なら最後の質問の答えを優先する」のようなルールを1つ決めておきます。質問が5〜8問あると同点は意外とよく起きるので、作る前に決めておくと迷いません。
答える人の目線での質問文と選択肢の見直し方は、「診断の質問と選択肢の作り方」で詳しく紹介しています。
スマホで1分以内に答え終わる長さが理想です。5〜8問なら、途中で閉じられることがほとんどありません。足りないと感じたら、公開してから増やせます。

質問まで作れたら、公開する前に必ず自分で最初から答えてみます。作っている途中では気づかない粗が、答える側に回ると見えてきます。
文字の大きさや色、画像の見せ方を整えるコツは、診断のデザインのコツで紹介しています。
自分で確認したら、家族やスタッフなど身近な人に2〜3人試してもらいます。「結果、どうだった?」と聞くだけで十分です。「当たってる」と言われた結果はそのまま、「うーん」と言われた結果は特徴の文を書き直します。
ここで完璧を目指すと、公開が遠のきます。診断は公開した後でも直せます。8割できたら、次のステップへ進んでください。

診断は、作っただけでは誰にも見てもらえません。公開したら、お客様の目に入る場所に置いていきます。
「あなたにぴったりの一杯、30秒で診断」のような一言を添えて。
レジ横やテーブルに。待ち時間に遊んでもらえます。
メニューを見て迷った人が、そのまま診断へ進めます。
結果ページには、おすすめの一品とあわせて「次の一歩」を必ず入れます。ひだまりでは、結果ごとに「この画面を見せると、トッピングを1つサービス」という一言を添えました。診断で終わらず、来店と注文につながります。
公開して1か月ほど経ったら、どの結果が多かったかを見てみてください。「ごほうびモカ派」が多ければ焼き菓子のセットを増やす、といったお店の判断にも使えます。
ここまでの5つのステップを自分で進めると、一番時間がかかるのはSTEP2とSTEP3です。結果の特徴を書き、質問と選択肢を考える作業です。
診断プラスなら、テーマを入力するだけで、AIが質問と選択肢、結果の文章、画像まで、診断に必要なものをすべて作成します。数分で診断が完成するので、あとはSTEP4のとおり自分で答えて確かめ、気になるところがあれば自由に直すだけです。
ここはご自身で。お客様の「どれにしよう」からテーマを決めます。
テーマを入力するだけで、AIが質問・結果・画像まで数分ですべて作成します。
できあがった診断を確かめ、気になるところだけ自由に編集。色やフォント、画像も変えられます。
URLやQRコードをすぐに発行でき、SNSやメールでのシェアも簡単です。
どの結果が多いかを、グラフのレポートでリアルタイムに確認できます。
診断は、作って終わりではなく、お客様の反応を見ながら育てていくものです。まずは1本、4つの結果の小さな診断から始めてみてください。