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作り方

診断のタイトルの付け方⁠|つい押したくなる言葉の作り方

診断を作っても、タイトルで「押してみよう」と思ってもらえなければ、答えてもらえません。タイトルは、短い言葉の組み立て方で印象が変わります。
この記事では、和菓子店「和菓子 ゆきみ堂」の例で、タイトルを「ひと言」と「診断名」に分けて考える方法と、ひと言の4⁠つの型、置く場所ごとの添え方、避けたい言い回しを紹介します。

診断のタイトルの付け方 和菓子店の軒下の看板にタイトル

タイトルはひと言と診断名でできている

1本の木の梁から、朱色の枠の小さな札と藍色の枠の大きな札が並んで下がり、小さな札に「ひと言」、大きな札に「診断名」と書かれている絵

診断のタイトルは、多くの場合2⁠つの部品でできています。何が分かる診断かを伝える「診断名」と、今押してみたくなる理由をつくる「ひと言」です。

診断ポータルで公開されている診断のタイトルを、2⁠つに分けてみました。押すと、そのまま体験できます。

診断名だけでは、何が分かるかは伝わっても、今押す理由が足りません。ひと言だけでは、何の診断かが分かりません。2⁠つがそろうと、「ちょっとやってみよう」と思ってもらいやすくなります。問いかけで始めるタイトルが多いことは「診断コンテンツの人気テーマと形式」でも紹介しています。

この記事では、和菓子店「和菓子 ゆきみ堂」の「今の気分に合う和菓子診断」を例に、2⁠つの部品の作り方を見ていきます。

診断名は何が分かるかをお客様の言葉で

診断名は、答えると何が分かるのかを、そのまま伝える部分です。お店の中で使っている言葉や、作った側の都合で名前を付けると、見た人には中身が伝わりません。

伝わりにくい診断名

  • 和菓子マッチング診断
  • ゆきみ堂診断
  • 練り切り・こなし診断

伝わる診断名

  • 今の気分に合う和菓子診断
  • あなたのひと休みタイプ診断
  • 見た目で選ぶ和菓子診断

「マッチング」だけでは、何と何が合うのかが分かりません。店名だけの診断名は、お店を知らない人には中身が想像できません。「練り切り」「こなし」は和菓子の種類の名前ですが、知らない人には押しにくい言葉です。「〜に合う」「〜タイプ」「〜で選ぶ」のように、分かることを言葉にすると伝わります。

店名はどこで伝える?

店名は、診断名に入れなくてもかまいません。表紙の画像や、結果ページに置くお店のリンク、SNSの投稿文で伝えれば、タイトルは中身の分かりやすさに使えます。

ひと言の4つの型

ひと言の付け方は、大きく4⁠つに分けられます。同じ「今の気分に合う和菓子診断」に、4⁠通りのひと言を付けてみました。

  1. 1問いかける

    今日はどれにする?今の気分に合う和菓子診断

    迷っている気持ちに、そのまま話しかけます。店頭で選べずにいる人に向いています。

  2. 2手に入るものを伝える

    今日のおやつが決まる和菓子診断

    答えたあとに何が手に入るかを先に伝えます。結果で商品をすすめたいときに向いています。

  3. 3場面を思い浮かべてもらう

    縁側でひと休み。今の気分に合う和菓子診断

    食べる場面や季節を短く描きます。お店の雰囲気を伝えたいSNSの投稿に向いています。

  4. 4少しドキッとさせる

    選ぶ一品で気分がバレる?和菓子診断

    意外なことが分かりそうだと感じてもらいます。結果を人に見せたくなる診断に向いています。

どの型が正解ということはありません。2〜3⁠案を書いて、スタッフや家族に「どれを押してみたい?」と聞いてみると、選びやすくなります。ひと言を長くしすぎると診断名が目に入りにくくなるので、ひと言は短く、診断名をはっきり残します。

置く場所で添える言葉を変える

木のカウンターに、「1分で分かる」と書いた小さな黒板、「この秋だけ」と書いたカードを結んだ紙袋、「QRから」と書いたチラシを留めたコルクボードが並んでいる絵

タイトルそのものは、どこで案内しても同じにしておきます。名前がそろっていると、店頭で見た人がSNSで見かけたときにも、同じ診断だと気づいてもらえます。そのうえで、置く場所に合わせて、タイトルのそばに短い言葉を添えます。

置く場所添える言葉ゆきみ堂の例
店頭のPOPかかる時間・問題数「6問・1分で分かります」
SNSの投稿季節・期間「この秋だけの栗のお菓子も結果に登場」
ショップカード・紙袋次に使う場面「次のおやつ選びに、QRコードから」
ホームページ何が分かるか「12種類の上生菓子から、今のあなたに合う1つを選びます」

添える言葉は、タイトルに足りない情報を補う役目です。POPでは足を止めた人の「時間がかかりそう」という迷いを、SNSでは「今見る理由」を補います。場面ごとの案内の仕方は「SNS・店頭で診断を活用する方法」、ホームページのどこに入口を置くかは「診断コンテンツで新規客を集める方法」で紹介しています。

避けたい言い回し

押してもらいたい気持ちが強いと、つい言葉が大げさになります。次のような言い回しは、押される数が増えても、答えた人の信頼を下げてしまうことがあるので避けます。

避けたい言い回し理由言い換えの例
「必ず当たる」「100%分かる」言い過ぎで、結果が合わなかった人の信頼を下げる「今の気分に合う」
「知らないと損」「〇〇な人は危ない」不安をあおると、楽しく答えにくい「ひと休みのヒントに」
「あなたは栗きんとん派」結果を先に言うと、答える楽しみが減る「あなたは何派?」
「★最強★和菓子診断!!」記号が多いと読みにくく、中身が伝わりにくい記号は「?」か「。」を1つ

体の調子やお金にかかわる診断は、タイトルで答えを決めつけないことも大切です。「今の習慣を見直す」「相談のきっかけに」のような、やわらかい言葉を選びます。

診断プラスで作るときは

診断プラスでの作成は、タイトルの入力から始まります。質問も結果も画像も、そのタイトルをもとにAIが用意します。この記事の診断名の考え方で「何が分かる診断か」を決めてから入れると、作りたい診断のイメージを形にしやすくなります。

まとめ

  • タイトルは、押したくなる理由をつくる「ひと言」と、何が分かるかを伝える「診断名」で作る
  • 診断名は、お店の中の言葉ではなく、お客様に分かる言葉で中身を伝える
  • ひと言は、問いかける・手に入るものを伝える・場面を描く・少しドキッとさせる、から選ぶ
  • タイトルはどこでも同じにして、置く場所に合わせて時間や季節の言葉を添える
  • 言い過ぎ・不安をあおる言葉・結果の先出し・記号の多用は避ける

タイトルが決まったら、表紙の画像と並べたときの見え方も整えましょう。答えてみたいと思わせる表紙の作り方は、次の記事で紹介しています。

次に読む診断のデザインのコツ⁠|表紙・色・画像で「答えてみたい」⁠と思わせる

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