
診断コンテンツとは?種類と活用の基本
診断でできることは、性格のタイプ分けだけではありません。おすすめ提案や知識チェックなど、身近な活用方法を紹介。
「結果がいつも同じタイプになる」「ある結果がまったく出ない」。診断の結果の出方は、選択肢と結果の結びつけ方で決まります。
この記事では、古着屋「古着屋 ポケット」のスタイル診断を例に、結果の数の決め方、選択肢と結果を結びつける表の作り方、偏りを防ぐポイントと公開前の確かめ方を紹介します。


タイプ診断でよく使われるのは、選択肢の一つひとつに「どの結果につながるか」を決めておく形です。答えた人が選んだ選択肢を結果ごとに数えて、いちばん多く選ばれた結果を表示します。
この記事では、古着屋「古着屋 ポケット」が作る「あなたの古着スタイル診断」で考えてみましょう。結果は4つ、質問は8問です。ある人の答えを数えると、次のようになります。
しくみはシンプルですが、選択肢と結果の結びつけ方しだいで、特定の結果ばかり出たり、ある結果がほとんど出なかったりします。ここからは、結果が偏らない組み立て方を順に見ていきます。ほかの種類の診断との違いを知りたいときは「診断コンテンツとは?種類と活用の基本」で紹介しています。

結びつけを考える前に、結果の数を決めます。はじめての1本は、4つ前後にすると組み立てやすくなります。1つの質問に4つの選択肢を用意すれば、どの質問でも、すべての結果に1つずつ選択肢を割り当てられるからです。
結果が2つだと、「どちらか」に分かれるだけで、自分のことを言い当てられた感じが出にくくなります。反対に多すぎると、1つの質問にすべての結果の選択肢を入れられず、偏りを整えるのが難しくなります。
古着屋 ポケットでは、店に並ぶ服の系統から、4つの結果を決めました。結果ごとに、案内したい売り場の棚も決めておきます。
質問の数は、結果の数をもとに考えます。目安の考え方は「診断の質問数は何問がいい?」で紹介しています。
質問と選択肢を書いたら、選択肢ごとに、どの結果につながるかを表にします。頭の中で考えるより、表にした方が、偏りや抜けにすぐ気づけます。古着屋 ポケットの最初の4問は、次のとおりです。
Q1休みの日、
Q2よく
Q3服を選ぶとき
Q4よく
この表では、どの質問にも、A〜Dの結果につながる選択肢が1つずつ入っています。残りの4問も同じように作ると、8問でそれぞれの結果に8つずつ選択肢が並び、どの結果にも同じだけ近づくチャンスが生まれます。
診断プラスでは、AIが質問と選択肢を作るときに、選択肢ごとにどの結果につながるかまで決めて作成します。編集画面で、選択肢ごとにつながる結果を選び直せるので、この表のように見比べながら整えられます。
表ができたら、次の3つを見直します。どれも、一部の結果に答えが集まりすぎるのを防ぐためのポイントです。
まず、それぞれの結果につながる選択肢がいくつあるかを数えます。数に差があると、選択肢の多い結果ほど出やすく、少ない結果は出にくくなります。
見直し前
見直し後
見直し前は、Dのストリート派につながる選択肢が4つしかなく、ストリート好きの人でもDになりにくい作りでした。Aにつながる選択肢の一部を、Dにつながる言葉に書き換えてそろえました。
「センスよく見える」「みんなに好かれる」のように、誰もが選びたくなる言葉の選択肢があると、そこに答えが集まります。そうした選択肢が同じ結果につながっていると、その結果ばかりが出ます。どの選択肢も同じくらい選びやすい言葉にそろえます。
Q3の選択肢は、最初「センスよく見えること」をAにつなげていました。誰もが選びたくなるので、「きちんと見えること」に言い換え、ほかの3つと選びやすさをそろえました。
どの質問でも1番目の選択肢がAにつながっていると、迷ったときに上から選ぶ人がAに集まります。先ほどの表のように、結果ごとの選択肢の位置を、質問ごとに入れ替えておきます。
選びやすい言葉や、選択肢の長さのそろえ方は「診断の質問と選択肢の作り方」、答えた人の声から選択肢を直す方法は「診断の選択肢の作り方」で紹介しています。

結びつけが整ったら、診断をみんなに案内する前に、答え方を変えて何度か試します。次の3つの答え方で試すと、作った本人では気づきにくい偏りが見つかります。
| 答え方 | 見るところ | 気になったら |
|---|---|---|
| 結果ごとに、 | 4つの結果すべてに | 出なかった結果に |
| 迷った人の | 毎回1番目や | 選択肢の |
| スタッフや | 結果がばらけるか、 | 納得しにくかった |
診断プラスでは、公開する前にプレビューで答えてみることができます。結果が出たら、その結果の文章を読んで、答えた内容と合っているかも確かめてください。
結果の出方が整ったら、それぞれの結果に添える文章を仕上げましょう。読んだ人が自分のことだと思える結果文の書き方を、次の記事で紹介しています。
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