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作り方

診断のロジックの作り方⁠|選択肢と結果を結びつけて偏りなく分けるコツ

「結果がいつも同じタイプになる」「ある結果がまったく出ない」。診断の結果の出方は、選択肢と結果の結びつけ方で決まります。
この記事では、古着屋「古着屋 ポケット」のスタイル診断を例に、結果の数の決め方、選択肢と結果を結びつける表の作り方、偏りを防ぐポイントと公開前の確かめ方を紹介します。

診断のロジックの作り方 上の帯のタイトルと、8問の答えの札から結果ごとの数の横棒へ矢印でつないだ図

結果はいちばん多く選ばれたものに決まる

A・B・C・Dの札が貼られた4つのガラス瓶に、ふたと同じ色の丸い玉が落ちて入っていき、Aの青い瓶がいちばん多くたまっている絵

タイプ診断でよく使われるのは、選択肢の一つひとつに「どの結果につながるか」を決めておく形です。答えた人が選んだ選択肢を結果ごとに数えて、いちばん多く選ばれた結果を表示します。

この記事では、古着屋「古着屋 ポケット」が作る「あなたの古着スタイル診断」で考えてみましょう。結果は4⁠つ、質問は8⁠問です。ある人の答えを数えると、次のようになります。

  1. Q1A
  2. Q2A
  3. Q3C
  4. Q4A
  5. Q5B
  6. Q6A
  7. Q7D
  8. Q8C
  • Aきれいめトラッド派4
  • Bレトロ柄派1
  • Cゆるっとナチュラル派2
  • Dストリート派1
8問の答えを結果ごとに数えると、Aが4つでいちばん多いので「きれいめトラッド派」

しくみはシンプルですが、選択肢と結果の結びつけ方しだいで、特定の結果ばかり出たり、ある結果がほとんど出なかったりします。ここからは、結果が偏らない組み立て方を順に見ていきます。ほかの種類の診断との違いを知りたいときは「診断コンテンツとは?種類と活用の基本」で紹介しています。

結果の数を先に決める

古着屋のハンガーラックに麻のシャツ・柄のワンピース・パーカー・ジャケットの4着が掛かり、下にそれぞれ「C ゆるっとナチュラル」「B レトロ柄」「D ストリート」「A きれいめトラッド」の札が並ぶ絵

結びつけを考える前に、結果の数を決めます。はじめての1⁠本は、4⁠つ前後にすると組み立てやすくなります。1⁠つの質問に4⁠つの選択肢を用意すれば、どの質問でも、すべての結果に1⁠つずつ選択肢を割り当てられるからです。

結果が2⁠つだと、「どちらか」に分かれるだけで、自分のことを言い当てられた感じが出にくくなります。反対に多すぎると、1⁠つの質問にすべての結果の選択肢を入れられず、偏りを整えるのが難しくなります。

古着屋 ポケットでは、店に並ぶ服の系統から、4⁠つの結果を決めました。結果ごとに、案内したい売り場の棚も決めておきます。

  • Aきれいめトラッド派ジャケットやシャツの棚へ
  • Bレトロ柄派柄もののワンピースの棚へ
  • Cゆるっとナチュラル派麻や綿の服の棚へ
  • Dストリート派パーカーやスニーカーの棚へ

質問の数は、結果の数をもとに考えます。目安の考え方は「診断の質問数は何問がいい?」で紹介しています。

選択肢と結果を結びつける表を作る

質問と選択肢を書いたら、選択肢ごとに、どの結果につながるかを表にします。頭の中で考えるより、表にした方が、偏りや抜けにすぐ気づけます。古着屋 ポケットの最初の4⁠問は、次のとおりです。

この表では、どの質問にも、A〜Dの結果につながる選択肢が1⁠つずつ入っています。残りの4⁠問も同じように作ると、8⁠問でそれぞれの結果に8⁠つずつ選択肢が並び、どの結果にも同じだけ近づくチャンスが生まれます。

診断プラスで作るときは

診断プラスでは、AIが質問と選択肢を作るときに、選択肢ごとにどの結果につながるかまで決めて作成します。編集画面で、選択肢ごとにつながる結果を選び直せるので、この表のように見比べながら整えられます。

結果が偏らないための3つのポイント

表ができたら、次の3⁠つを見直します。どれも、一部の結果に答えが集まりすぎるのを防ぐためのポイントです。

POINT 1結果ごとの選択肢の数をそろえる

まず、それぞれの結果につながる選択肢がいくつあるかを数えます。数に差があると、選択肢の多い結果ほど出やすく、少ない結果は出にくくなります。

見直し前

  • A11
  • B9
  • C8
  • D4

見直し後

  • A8
  • B8
  • C8
  • D8
8問・32の選択肢を、つながる結果ごとに数えた例

見直し前は、Dのストリート派につながる選択肢が4⁠つしかなく、ストリート好きの人でもDになりにくい作りでした。Aにつながる選択肢の一部を、Dにつながる言葉に書き換えてそろえました。

POINT 2選びたくなる言葉を1つの結果に集めない

「センスよく見える」「みんなに好かれる」のように、誰もが選びたくなる言葉の選択肢があると、そこに答えが集まります。そうした選択肢が同じ結果につながっていると、その結果ばかりが出ます。どの選択肢も同じくらい選びやすい言葉にそろえます。

古着屋 ポケットの場合

Q3の選択肢は、最初「センスよく見えること」をAにつなげていました。誰もが選びたくなるので、「きちんと見えること」に言い換え、ほかの3⁠つと選びやすさをそろえました。

POINT 3同じ結果の選択肢を同じ位置に置かない

どの質問でも1⁠番目の選択肢がAにつながっていると、迷ったときに上から選ぶ人がAに集まります。先ほどの表のように、結果ごとの選択肢の位置を、質問ごとに入れ替えておきます。

選びやすい言葉や、選択肢の長さのそろえ方は「診断の質問と選択肢の作り方」、答えた人の声から選択肢を直す方法は「診断の選択肢の作り方」で紹介しています。

公開前に自分で答えて確かめる

空欄のチェックリストをはさんだクリップボードと大きな虫めがねの横で、4色の丸がシーソーの上で釣り合っている絵

結びつけが整ったら、診断をみんなに案内する前に、答え方を変えて何度か試します。次の3⁠つの答え方で試すと、作った本人では気づきにくい偏りが見つかります。

答え方見るところ気になったら
結果ごとに、その人らしく答える4つの結果すべてにたどり着けるか出なかった結果につながる選択肢を見直す
迷った人のつもりで答える毎回1番目や真ん中を選んでも、同じ結果にかたよらないか選択肢の並び順を入れ替える
スタッフや家族に答えてもらう結果がばらけるか、本人が納得するか納得しにくかった選択肢の言葉を直す

診断プラスでは、公開する前にプレビューで答えてみることができます。結果が出たら、その結果の文章を読んで、答えた内容と合っているかも確かめてください。

まとめ

  • 選択肢ごとにつながる結果を決め、いちばん多く選ばれた結果を表示する
  • 結果の数を先に決める。はじめては4つ前後にすると組み立てやすい
  • 選択肢と結果の結びつきを表にして、偏りや抜けを見つける
  • 結果ごとの選択肢の数をそろえ、選びたくなる言葉や位置を1つの結果に集めない
  • 公開前に、結果ごと・迷った人のつもり・ほかの人の3通りで答えて確かめる

結果の出方が整ったら、それぞれの結果に添える文章を仕上げましょう。読んだ人が自分のことだと思える結果文の書き方を、次の記事で紹介しています。

次に読む診断の結果文の書き方⁠|「当たってる!」⁠と言われる3つのコツ
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